三重県伊勢志摩地方の郷土料理の「てこね寿司」をご存知ですか?東京ではあまり聞きなれない料理です。
もともとは伊勢志摩の漁師たちが食べていた漁師飯だったそうです。カツオ漁の漁師が食べていたとされ、カツオが主流ですが、最近ではマグロやカンパチでも食べられるそうです。
そんな「てこね寿司」、東京でも食べられるお店があるのか調べてみました。
てこね寿司は伊勢の郷土料理
てこね寿司とは、カツオやマグロなどを醬油ベースのタレの付け込んだ後、すし飯と合わせて、好みにより大葉や生姜、海苔、ゴマなどを散らしていただく寿司料理です。
もとは伊勢地方の漁師飯で、沖で忙しいカツオ漁の漁師が獲ったカツオをさばいて、醬油ダレに付け、炊き立てのご飯に手で混ぜて食べたのが始まりとされています。
また、カツオ漁の大漁祝いで振る舞われたハレの日の料理とも言われています。
てこね寿司、カツオ派?マグロ派?
てこね寿司のレシピがたくさんネットに載っていますが、カツオを使ったものが多いようです。
元々の由来もカツオ漁の漁師飯なので、当然と言えば当然ですが。
カツオの他にもマグロを使うことが多く、他にブリやカンパチ、イサキ、アジなどでも作ります。脂の乗った魚はタレが入らないので、脂が乗っていない方がてこね寿司に合うそうです。
確かに、サッパリいただけるお寿司ですよね。
てこね寿司は東京で食べられる?
てこね寿司は、比較的簡単に作れるので、ご自宅で作られる方も多いと思いますが、東京で食べることができるお店があるのか調べてみました。
寿司屋はたくさんありますが、「てこね寿司」がメニューにあるお店は多くないです。
まつ家庭料理
北参道のまつ家庭料理さん
— yoshi (@YoshiZepyamasan) December 14, 2018
お昼のメニューは手こね寿司のみ
美味! pic.twitter.com/4EeaRcJhj8
◆住所:東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目30−4
◆TEL:03-3470-3155
◆営業時間:
12:00~14:00・18:00~23:00(月~金)
18:00~23:00(土)
◆定休日:日祝
◆てこね寿司900円
伊勢 藤次郎
◆住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ7F
◆TEL:03-6434-1483
◆営業時間:11:00~23:00・無休
◆伊勢うどんの膳 てこね寿司付き 1580円
甘味とお食事 マリアーヌ
御福餅本家プロデュースのお店です。伊勢を感じる食材で彩ったお食事を多数あります。
◆住所:東京都新宿区神楽坂6-58 RITS神楽坂2階
◆TEL:03-6280-7744
◆営業時間:11:00~22:00(火~土)・11:00~19:00(日祝)
◆定休日:月曜日
◆手ごね寿し丼と伊勢うどんのハーフ&ハーフ1430円
てこね寿司・東京のお店のまとめ
以上、「てこね寿司・東京のお店を紹介!マグロ派カツオ派?伊勢の郷土料理が美味しい!」をお届けしました。
伊勢の郷土料理「てこね寿司」、家でも作れそうですし、東京でも食べさせてくれるお店がありましたね。
今回は、「秘密のケンミンショー」で紹介されて、美味しそうだなと調べましたが、三重県民には懐かしい味なんでしょうね。