男体山の噴火によって約2万年前にできたと言われる中禅寺湖畔は、関東随一の秋の紅葉スポットとして人気を誇っています。
見頃時期の晴れた日には、まるでおとぎの国か絵本の中のような美しさで訪れる人たちを魅了します。
中禅寺湖の湖畔は季節によっていろんな顔を見せますが、初夏のツツジと秋の紅葉が特に素晴らしく見事です。
ここでは2024年の中禅寺湖の紅葉の見頃時期や現在の様子を解説。駐車場や数ある紅葉スポットも紹介します。
実際に紅葉を楽しみに行ってきましたので、その時の様子も織り交ぜて紹介していきます。
中禅寺湖の紅葉2024の基本情報
◆場所:中禅寺湖
◆住所:栃木県日光市日光国立公園内
◆アクセス:JR日光線「日光駅」又は東武日光線「東武日光駅」からバス利用
◆バス:東武バス「湯元温泉」又は「中禅寺温泉」行きに乗車、「中禅寺温泉」で下車
※所要時間45分・料金1150円
◆自動車:日光宇都宮道路「清滝IC」より13㎞約35分
日光市街より国道120号線いろは坂経由、又は群馬県沼田市より国道120号線で金精トンネル・戦場ヶ原経由。
※休日は大変混雑します。通常約35分ほどの距離ですが、約2時間以上かかることもありますので時間に余裕を持ってお出かけください。
◆駐車場:中禅寺湖畔に多く点在していますが、休日は大変混雑します。
奥日光の入り口に位置し中禅寺湖の周囲は約25㎞、その湖畔は四季折々に美しい姿を見せ昭和初期頃までは、外国人たちの避暑地となっていました。
栃木県日光市にある湖の中禅寺湖ではカエデ、ウルシ、ブナ、ミズナラ、カツラなどの紅葉を楽しむことが出来ます。
関東随一の紅葉スポットであるがために休日は大変混雑しますので、時間に余裕を持って出かけられるか、可能ならば平日や早朝にお出かけされると混雑に巻き込まれにくく比較的ゆっくり楽しむことが出来ます。
特に日光市街から中禅寺湖への途中の「いろは坂」は大変な渋滞が起こることで有名です。
紅葉シーズンは、一般観光客だけでなく関東からの修学旅行生も多く訪れますので、計画を立てて遊びに行かれるのが良いかと思います。
中禅寺湖の紅葉2024の見頃時期
中禅寺湖を始め、中禅寺湖畔のスポットの紅葉の見頃時期は10月中旬~10月下旬、場所によっては11月上旬ごろとなっています。
例年は10月下旬頃が、全体的に一番美しく色づいています。
お天気や気温によって多少の誤差はありますが、10月中旬から11月初旬の間に訪れることが出来ればベストなタイミングです。
最新情報としては、10月24日は紅葉し、ずいぶん色付いているとのことです。関東では暑い日が続いていましたが順調に紅葉が進んでいるようですね。
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中禅寺湖の紅葉2024の現在の様子
中禅寺湖は紅葉だけでなく、夏は避暑地として、冬は雪景色が美しい観光地となっていますので、ライブカメラがいくつかあります。
私も日光旅行の際の紅葉の色づき具合の参考にしました。参考にしたライブカメラはこちら⇒【日光・中禅寺湖 旅籠なごみ】ライブカメラ
中禅寺湖の現在の様子が知りたい方は、実際に行かれた方のTwitterやインスタグラムを参考にするのもいいと思います。
中禅寺湖の紅葉2024の駐車場
中禅寺湖畔には、観光スポットなだけあって比較的多くの駐車場がありますが、紅葉時期は混雑することも予想されます。
可能な限り午前9時ごろには中禅寺湖畔に到着されるのが、渋滞回避の方法となります。
いくつか駐車場を紹介します。
歌が浜第一駐車場
遊覧船乗り場の近くの駐車場となります。遊覧船やイタリア大使記念別荘公園の観光・日光山中禅寺へも徒歩3分というポジションにあり、中禅寺湖畔の観光には良い立地となってます。
また、男体山全景の写真も撮ることが出来ます。
◆時間:24時間・トイレ有
◆料金:無料
◆台数:普通車111台
立木第二駐車場
立木観音前にある県営の無料駐車場です。半月山の登山口にもなっています。
◆時間:24時間・トイレ有
◆料金:無料
◆台数:普通車35台
華厳の滝第一駐車場
華厳の滝エレベーターまで徒歩3分の、華厳の滝観光には最適な駐車場です。
◆時間:7時~22時(12月~3月は8時~)
◆料金:普通車1回320円・バイク1回100円
◆台数:普通車138台
華厳の滝第二駐車場
第一駐車場より少しだけ、華厳の滝エレベーターに近いです。
◆時間:7時~22時(12月~3月は8時~)
◆料金:普通車1回320円・バイク1回100円
◆台数:普通車81台
中禅寺湖の紅葉2024の周辺の見どころ
中禅寺湖畔には、紅葉が美しいスポットがいくつかありますので紹介していきます。
いろは坂
日光の紅葉を思い浮かべると、いろは坂が浮かんでくる人は多いのではないでしょうか。
曲がりくねった道の両脇は紅葉のカエデやナナカマドなどで覆いつくされ、紅葉の世界の中へ入ってしまうような感覚があるほどの美しさ、そしてうわさに聞く大渋滞の名所です。
いろは坂は下り線「第1いろは坂」と上り線「第2いろは坂」とがあり、特に紅葉が美しく大渋滞するのが「第2いろは坂」です。
紅葉シーズンの休日のいろは坂は、通常30分程で通り抜けられるところ2時間程度かかることもあると覚悟しておいた方がよいでしょう。
途中に見晴台(5台程度駐車可)は1か所ありますが、トイレはありません。渋滞が予想されている場合は、先に済ませておいた方が良いですよ。
日光市内から中禅寺湖へ向かう場合、いろは坂の上りと下りの分岐するところにトイレと無料駐車場があります。ここを逃すと、中禅寺湖到着までトイレはありません(渋滞がなければ30分弱の道のりです)。
「第2いろは坂」を登り切った先が中禅寺湖です。
明智平ロープウェイ展望台
「第2いろは坂(上り)」の途中にある駐車場からロープウェイで明智平展望台へ行くことが出来ます。
展望台からは中禅寺湖とそこから流れ落ちる華厳の滝が一望でき、紅葉シーズンのその美しさは絶景です。
大変人気も高く混雑しますので、混雑に巻き込まれたくなければ朝早く出かけるなどの対策が必要です。
明智平ロープウェイの駐車場は、いろは坂の上りの途中にあり、見頃の休日は特に渋滞して駐車場の列もできています。
通りすぎてしまうとUターンが難しいので注意してくださいね。
◆営業時間:9:00~15:30
◆料金:往復1000円
◆駐車場:100台程度(57台有料500円)
駐車場プチ情報です!明智平駐車場は、有料と無料の2か所ありました。道路を挟んでロープウェイ乗り場側が有料500円、反対側が無料でした。
2021年7月から有料化されました。ロープウェイに乗れば無料券がもらえます。
ロープウェイが停止している時や休憩やトイレ、周りの景色を見るだけなら、無料の方へ停めてくださいね。
私は、ロープウェイが運休だったにも関わらず、有料の方へ停めてしまい500円払う羽目になしました(>_<)
華厳の滝
言わずと知れた日本三大名瀑の一つである華厳の滝は、紅葉シーズンになると、周りの木々が色づき、華厳の滝の雄大さと紅葉の美しさを楽しむことが出来ます。
中禅寺湖から流れ落ちる滝の落差は97メートルあり、観瀑台は上下2か所にあり、エレベーターで降りた先の観瀑台からは、ダイナミックな華厳の滝の全景と溢れ出るマイナスイオンを感じることが出来ます。
◆営業時間:8:00~17:00
◆料金:大人570円・子供340円
◆駐車場:200台
休日は観光客、平日は修学旅行生で混雑します。エレベーターは2基ありますが、1基に乗れる人数は15~20人程度です。エレベーター待ちが発生します。
私が行った時も、修学旅行の小学生が3校観光中でした。
半月山展望台
半月山展望台は、今まで紹介した3か所とは少し離れたところにあります。中禅寺湖スカイラインの終点の駐車場の脇から山道を登って20分ほどで展望台に到着します。
20分かけて登った先には、男体山を正面に雄大な景色が広がります。苦労して登ってよかったと思える景色だと思います。お天気に恵まれていたらチャレンジしてみてもいいですね。
中禅寺湖の紅葉のまとめ
以上「中禅寺湖の紅葉2024!見頃時期と現在の様子は?見どころも紹介で雄大な自然を満喫」をお届けしました。
大混雑も渋滞も覚悟してでも、関東在住であれば一度は見てみたい日光中禅寺湖の紅葉ではないでしょうか。
日光中禅寺湖の紅葉は写真だけでは伝わらないダイナミックさがあります。視界に収まりきらない紅葉の山々やダイナミックに流れ落ちる滝など、見どころ満載です。
是非、移り行く自然の神秘を肌で感じにお出かけくださいね。