ナガノパープルというブドウを最近スーパーで目にするようになってきました。
ナガノパープルってすごく美味しくて、食べやすくて、栄養も豊富って知ってますか?
名前は聞いたことがあるけれど実際に食べたことはなく食べ方がわからないという方や、中にはナガノパープルという名前を初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
りんごやバナナのように日常的に食べる機会が少ないので、あまり知らない方も多いではないかと思い
- 他のブドウとはどう違うの?
- 皮まで食べられるって本当?
- 皮は渋くないの?
- ナガノパープルはどこで売ってる?
など、ナガノパープルの歴史や美味しい食べ方、気になるそのお味の特徴をお伝えしていきたいと思います。
ぜひ最後まで読んで見てくださいね。
ナガノパープルの食べ方
私は3年くらい前にナガノパープルという果物を知って、その美味しさに魅了されてからは、シーズンになると必ず購入し、美味しくいただいています。
ナガノパープルの食べ方はとっても簡単お手軽なんです。
ぶどうと言えばデラウェアなど、小さなぶどうは実を押し出して実の部分を食べたり、巨峰のような大きなぶどうは手で皮をむいて食べるのが一般的ですよね。
ですが、ナガノパープルは皮付きのまま食べることができます。しかも種がない!!
なので一粒一粒きれいに洗うだけで皮ごと丸ごと食べることができるのです。
本来のブドウと言えば、皮を剥く際に手が汚れてしまったり、種があって食べづらかったりと、一粒を食べるにも少し手間がかかってしまう果物ですよね。
ナガノパープルはその手軽さから、最近人気が出てきている品種なんです。
ナガノパープルの皮は食べられるの?
ナガノパープルは名前の通り、長野県果樹試験場で育成された『皮ごとかつ、丸ごと食べられる・種なし』ブドウとして有名な品種登録済の高級ブドウです。
そのためナガノパープルはシャインマスカットと同様に、身と一緒に皮も食べることができるのです。
私は、果物の中でブドウは好きなもののひとつなので、その手間も含めて好きだったりするのですが、他の果物と比べるとどうしてもエネルギー消費してしまうため、気軽に食べることができません。
それに、皮を剥いてるときにブドウの果汁が衣服などに付くと、普通の洗濯ではなかなか色が落ちにくいので、お子さんはもっと食べづらいんですよね。
何枚のTシャツをシミだらけにしたことか・・・。
そんな悩みを吹き飛ばした、ナガノパープルは手軽にパクパクと食べられる新品種のブドウなのです!
ナガノパープルの皮は渋い?
ナガノパープルをここ数年毎年好んで食べている私が断言します!
ナガノパープルの皮は渋くありませんよ!
誰でも一度や二度は巨峰の皮を口に入れた経験があると思うのですが、渋くて食べられたもんじゃないですよね。
巨峰のような黒いぶどうは皮が渋いと思われがちですが、ナガノパープルは皮が渋くないのが特徴的なんです。
ブドウに限らず果物の皮は渋みを感じるものが多いことから、皮も食べられると聞いても、少し戸惑ってしまうかもしれません。
でも、ナガノパープルは長野県の果樹試験場で10年も試行研究を続けてきたわけですから、その品質は本物です。
ナガノパープルは皮自体も薄く作られていて、皮と身の部分の成り立ちが今までのブドウと異なるため、そのまま食べても甘味をしっかり感じることができるんです。
また後味はすっきりとして、種もなく食べやすいので、ついつい手が止まらなくなってしまいますよ。
ただ、収穫後の直後だと多少の渋さを感じることもありますので、渋いのが苦手だという方は、ご購入後2~3日ほど置いて渋みが抜けた状態で食べられると良いかもしれません。
希少品種のブラックシャインマスカットを味見しました!こちらの記事も、ぜひ読んでみてくださいね!
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ナガノパープルと巨峰はどうちがう?
ブドウは、主に巨峰などの黒系、クィーンなどの赤系、マスカットなどの白系の、3種類の色味に分けられます。
ナガノパープルの「パープル」は一般的に「紫」を想像しますが、オリジナル品種を作る際に関係者はブドウの色を「黒」であることにこだわったと言われています。
見た目だけでは違いが分かりにくい巨峰とナガノパープルですが、その食べ方や特徴は全く違って、ふたつのブドウの関係性は、巨峰はナガノパープルの親ということになります。
長野県の特産物である「巨峰」に皮ごと食べられるさくらんぼのような食感の「リザマート」を交配したオリジナル品種がナガノパープルなんです。
ブランドは守りつつ、食べやすさに特化しているとは、まさにいいとこ取りのブドウといえますね。
ナガノパープルの栄養
ナガノパープルは栄養もたっぷり入っており、ポリフェノール、ブドウ糖、果糖、各種ミネラルなどが含まれています。
特に、抗酸化作用(カラダの酸化を抑えること)を持つポリフェノールの一種で、レスベラトロールという成分が多く入っており、一房食べるとおおよそ赤ワイン一本分を接種出来るほどと言われています。
ワインにはポリフェノールが多く含まれていて身体にいいよ~と聞いたことはありませんか?
そのワインと変わりなくポリフェノールが含まれていますし、ワインと違ってお子さんでも食べれるから嬉しいですよね。
ナガノパープルはどこで売ってる?
最近では百貨店やデパート、スーパーマーケットなどでも見かけることが多くなりました。
ただ、どこのスーパーでも売っているとは限りません。
東京都在住の私のよく使うスーパーでは、置いてあるスーパーは5つの中の2スーパーのみなんです。
長野県のスーパーならもっとあるかもしれませんが、逆に地方のスーパーだと全く置いていない可能性もありますよね。
もし現地に足を運ばれたりする機会があれば、長野県の直売所や道の駅などで安く売られていることもあります。
直売所であれば一房700円程度でご購入できるみたいなので、機会があれば旅行などで立ち寄った際に購入されてもいいですね。
ナガノパープルの旬は9月の上旬から10月の上旬にかけてなので、出盛り期の9月下旬を狙うのがおすすめですよ。
スーパーで気軽に買える巨峰などと違い、見かけることが少ない(見かけたらラッキー!)なナガノパープルは、通販で購入することができますよ。
決してスーパーで買うブドウのように安いわけではないですが、手が出ない程でもないので、お試しされてもいいと思いますし、贈答用に使うことは超おススメです!
なかなか手に入らないものや、珍しいものを頂くと嬉しいですからね(^^)
また、ふるさと納税の返礼品としていただくという手もありますよ!
ナガノパープルに種が入っていることもある?
ナガノパープルを実際に食べられた方の中には、種が入っていたと言われる方もいらっしゃるようです。
皮まで食べられる「種なし」ナガノパープルとはいいますが、ブドウそのものには種がある為、たまに残っているものもあるようです。
天候や成長の度合いで種が入ってしまうこともあるようなので、小さなお子さんやお年寄りの方が食べる時は注意して食べてくださいね。
ナガノパープルの食べ方のまとめ
以上「ナガノパープルの食べ方!皮は渋い?皮ごと食べられる美味しい種無しブドウ!」をお届けしました。
長野県のオリジナル品種であるナガノパープルは高級果物という位置づけではありますが、皮まで食べられて、ポリフェノールも一緒に取れてしまう優れものです。
値段が高くて手が出ない方もいらっしゃるかもしれませんが、1年に1度だけとか、何か特別な時になどに食べてみてもいいかもしれないですね。
またナガノパープルはふるさと納税でも返礼品としてありますので、そちらを利用してみるという方法もありますよ!