東福寺は京都の秋の紅葉人気スポットで、県外や国外からもたくさんの人が訪れ、境内には約2,000本の紅葉(もみじ)が植えられていて京都屈指の名所とも言われています。
また東福寺は秋の見頃の紅葉だけではなく、夏の始まりには綺麗な青紅葉を見る事ができますし、重要文化財なども見どころです。
この記事では、2023年の東福寺の紅葉の見頃時期や現在の色付き具合について解説しています。
東福寺では、景色も建物もどちらも楽しめる素敵な人気スポットで、秋のお出かけにはとってもおすすめですよ!
東福寺の紅葉2023の基本情報
◆名称:臨済宗東福寺派大本山 東福寺
◆住所:京都市東山区本町15丁目778
◆開門時間:
4月から10月末まで▶▶9:00~16:00(拝観受付終了時間16:00、閉門時間16:30)
11月から12月第一日曜日まで▶▶8:30~16:00(拝観受付終了時間16:00、閉門時間16:30)
12月第一月曜日から3月末まで▶▶9:00~15:30(拝観受付終了時間15:30、閉門時間16:00)
◆拝観料:
拝観料は通常期拝観料と秋季拝観料があり11月11日~12月3日は秋季拝観料となります。
■(東福寺本坊庭園)通年拝観料:大人1名500円 小人(中学生以下)1名300円
※通天橋・開山堂は別料金になります(別途記載)
◆アクセス:JR「東福寺駅」徒歩約10分
◆参考:東福寺公式ホームページ
「通天もみじ」と呼ばれる葉先が3つに分かれているもみじが有名で、東福寺には境内を東西へ横切るように通っている3つの橋があり、橋上からはとても綺麗な景色を楽しむ事ができますよ。
東福寺の紅葉2023の見頃時期
東福寺の紅葉の例年の見頃時期は11月中旬~12月上旬です。
気候によって前後するので、実際行くと期待していたより少し早かったかなぁ、遅かったかなぁなんて事ありますが、概ね上記のとおりです。
早ければ、残っている緑の葉と染まり始めた赤の葉のグラデーションを楽しみ、遅ければ綺麗な色に染まった落ち葉達を楽しむ事もできます。
最高の見頃時期でなくても、東福寺の色々な景色が楽しめますよ。
東福寺の紅葉2023の現在の様子
東福寺の紅葉の様子については、東福寺の公式ホームページや東福寺のInstagramからも見て頂く事ができます。
また、京都市公式の「京都観光Navi」では、各紅葉スポットの色づき具合などを知る事ができ、その
他アクセス方法やイベント情報、快適な観光を行える情報なども掲載されているので、そちらで確認することもできます。
実際に東福寺の紅葉を見た方が、ステキな写真をTwitter(X)やインスタグラムに投稿していることもありますので、そちらを参考にすることもできますね。
東福寺の紅葉2023のライトアップ
東福寺では、美しい紅葉の夜の姿をライトアップで見ることができる「夜間拝観」を行っています。
予約が必要となります。「EX旅先予約」「EX旅パック」はEXサービスの旅行商品となっていますので、東福寺の公式ホームページでご確認くださいね。
▶▶2023年夜間拝観期間◀◀
2023年11月18日(土)~12月3日(日)
・受付時間17:30~19:30(最終受付19:00)
・拝観料:2,800円
東福寺の紅葉の混雑状況
東福寺の紅葉は人気スポットですので、最も見頃である11月中旬から12月初旬は平日でも混雑しています。
土日は平日以上に混雑し、場合によっては入場規制がかかるような状態です。
人が沢山集まる東福寺ですが比較的空いている時間帯は早朝で、ゆっくりと紅葉を楽しみたい方には、門が開く少し前に到着する事をオススメします。
毎年、紅葉の時期には早朝拝観が実施されています。
綺麗な紅葉と朝のゆったりとした空気を楽しみたい方にとっては、気持ちのいい朝活になりますよ。
東福寺の紅葉2023は予約が必要?
東福寺の通常拝観については予約などは特に行っていません。
ですが、先程もお伝えしたように、混雑状況によっては入場規制がかかる事もあります。
ライトアップの夜間拝観は完全予約制です!
東福寺の紅葉のライトアップについては、こちらから確認していただけます。
東福寺の紅葉2023の見どころ
東福寺の紅葉の一番の見どころポイントは、何と言っても本堂と普門院、開山堂を結ぶ橋である通天橋です。
通天橋から観る「洗玉澗」は、まるで赤い雲海のように、別世界へといざなってくれるような美しさです。
これを見ずして、東福寺の紅葉は語れません!!
紅葉の見頃時期には、足を止めての写真撮影はできなくなりますが、しっかりと目に焼き付けてくださいね。
また、スマホを動画モードにして後で切り取って写真にしたり、GoPro(ゴープロ)などの小さくて軽い、そして手ぶれ補正もしてくれる高性能カメラなどで、その美しい一瞬を楽しんでください!
また、東福寺から徒歩2分の距離にある東福寺の塔頭「光明院」は、昭和の作庭家・重森三玲(しげもりみれい)が手がけた方丈庭園が素晴らしく、白砂で海を表現した南庭や、モダンな市松模様の北庭などが見どころです。
同じく重森三玲によってつくられた波心の庭も有名です。
光明院は、別名「虹の苔寺」とも呼ばれていますが、秋の波心の庭が苔の緑と紅葉の赤やオレンジで庭がカラフルに染まる様子はまさに虹のようであることから、そう呼ばれるようになりました。
◆名称:光明院
◆住所:京都府京都市東山区本町15-809
◆開門時間:8時~日没
◆拝観料:300円
東福寺の紅葉2023のまとめ
以上「東福寺の紅葉2023見頃と現在の状況!ライトアップの予約方法について」をお届けしました。
少しでも東福寺の魅力が伝わりましたでしょうか?京都には東福寺や有名なスポット以外にも、素敵なスポットが沢山あります。
この秋は京都でたくさんの秋を見つけて楽しんでみて下さいね。
紅葉の見頃時期は、お昼間は比較的温かいですが夜は意外と冷えるので、夜の紅葉を見に行く際は、お天気を確認の上、何か上着を持って行かれるのが安心だと思います。