東京の紅葉の名所として外せない六義園は、例年多くの人が美しい紅葉の庭園を楽しみに訪れることで有名です。
見頃時期になると江戸の二大庭園とも言われる素晴らしい日本庭園を、一気にハゼ、モミジ、イチョウ、ドウダンツツジなどが赤や黄色に染め上げます。
その美しさは訪れた人を魅了し続けています。昨年は中止となってしまったライトアップも人気です。
ここでは2021年の六義園の紅葉の見頃時期を紹介します。現在は入場に制限があり予約が必要となっています。
予約の方法や駐車場情報、今年のライトアップ情報についても解説します。
六義園の紅葉2021の基本情報
◆名称:六義園
◆住所:東京都文京区本駒込6-16-3
◆開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時半)
◆休園日:年末年始
◆入園料:一般300円・65歳以上150円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
◆アクセス:
・JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」徒歩7分
・都営地下鉄三田線「千石駅」徒歩10分
◆駐車場:なし
◆問合せ:六義園サービスセンター(03-3941-2222)
六義園と言えば、春の枝垂桜が有名で桜の鑑賞に行かれた方もいらっしゃると思いますが、秋の紅葉も負けず劣らず素晴らしく見事です。
六義園は小石川後楽園とともに江戸の二大公園として有名な回遊式の日本庭園です。
真ん中の池を囲むように松や楓が植えられており、都会の真ん中とは思えない落ち着きと優雅さを兼ね備えています。
紅葉の見頃時期には、イチョウを始めとしてハゼやモミジなど約560本の木々が次々と紅葉していき、見事な秋の景観を作り出します。
六義園の紅葉2021の見頃時期
六義園の紅葉の例年の見頃時期は11月下旬~12月中旬です。その年の気温に多少左右されますが、12月上旬ごろが一番色づきが良いかと思います。
12月中旬になると落葉し始めます。
六義園の現在の様子はウェザーニューズ紅葉情報で確認することが出来ます。また、実際に行かれた方のTwitterやインスタグラムで確認するのも確実ですね。
2021年11月21日の様子です。紅葉のピークはまだ先です。まだ緑色のモミジのたくさんありましたので、やはり見頃は例年通り12月上旬ごろと思われます。↓↓
六義園の紅葉2021は予約が必要<変更あり>
六義園では、感染対策として入場制限を行っており入園には事前の予約が必要です。
11月15日より予約不要となりました!
入園には申し込んだ整理券が必要で、整理券の他に入場券も必要となりますのでご注意ください(整理券だけでは入場できません)
整理券の申し込みは先着順となっていますので、紅葉の見頃時期の休日などは早目に予約をした方がいいかもしれません。
予約はこちら⇒【六義園】整理券申し込み
直接チケットの販売が受けられますので、予約等はせずに直接現地へ行って大丈夫です(11/21現地確認済み)
既に予約をしている方も、取り消しなどはせず現地へ行って大丈夫です。私が伺った時は、予約の方も同じチケット販売の列に並び、QRコードを提示していました。
一応定員は決められているようで(退園時にチェックしていないので、おそらく職員の目視)、入場制限をする場合もあると注意書きがありました。
六義園の紅葉2021の見どころ
六義園の紅葉は庭園全体がとても美しいのですが、その中でも絶景スポットをいくつかご紹介します。
庭園内は起伏がありますので、歩きやすい靴で行かれるのが良いと思います。
つつじ茶屋
明治時代につつじの古木材を使って建てられた四阿(あずまや)で、戦災を免れて昔のままの姿を今に残しています。紅葉したモミジとの相性が良く、素晴らしい景観となります。
休憩スペースとなっており、散策中に一休みすることが出来ます。
「茶屋」となっていますが、飲食の提供があるわけではありませんのでご注意ください。
飲食できるお茶屋さんとして「吹上茶屋」が庭園内にあり、池を眺めながら抹茶を楽しむことが出来ます。どら焼きや六義園オリジナルのお土産の販売もあります。
<吹上茶屋>
◆営業時間:9:00~16:45
◆定休日:年末年始
◆お抹茶セット付き(850円)・どら焼き一筆箋(370円・310円)・ポストカード(160円・220円)・六義園手ぬぐい(1040円)六義園瓦せんべい(700円)・ようかん(650円)など
山陰橋
六義園の紅葉の名所、「山陰橋」。このあたりには多くのモミジがあります。
色づきすすんできました。緑と赤のグラデーションを楽しんでくださいね。
本日も日没よりライトアップいたします。#庭園#ライトアップ pic.twitter.com/leqPCxNhv9— 六義園 (@RikugienGarden) November 28, 2019
正門からは一番奥側になる山陰橋ですが、モミジが多く12月中旬には真っ赤に染まります。先に紹介したつつじ茶屋の近くです。
渡月橋
そういえば載せてなかったから、六義園の渡月橋のモロ紅葉バージョンを今更ながら載せときますね pic.twitter.com/DCCKE16LID
— たかや (@tmk1a64) December 23, 2019
渡月橋付近にはハゼの木があり、石造りの橋と真っ赤な紅葉が見事にマッチします。
また、この渡月橋の奥まった池の部分は「宿月湾(つきやどるわだ)」と呼ばれ、水面に舞い落ちたハゼの葉の中をゆっくりと鴨がくつろいでいるのを見ることが出来ます。
六義園の紅葉2021のライトアップ情報
2021年度のライトアップは、感染拡大防止のため中止です!(11/21現地にて確認済み)
六義園では、紅葉の見頃時期である11月中旬~12月上旬に園内のライトアップを行っています(今年度は未定)。
ライトアップされた幻想的な美しさは昼間の紅葉の姿とは、また違った姿を見せてくれます。灯りに灯される橋や灯ろうなども幻想的で日本の庭園の美しさを際立たせています。
ライトアップで浮かび上がる中の島ですが、池に映り込んだ紅葉がシンメトリーとなりとても美しいですね。
中の島から池越しにみる吹上茶屋です。雪吊りの松やお茶屋の風景など日本庭園の美しさが際立ちますね。
六義園の紅葉のライトアップですが、2020年は残念ながら中止となってしまいました。2021年のライトアップはまだ発表されていません。お出かけの際は確認してからお出かけくださいね。
六義園の紅葉2021の駐車場
六義園には駐車場はありませんので基本的には公共交通機関を利用することとなりますが、車で行かれる方もいらっしゃると思いますので、近隣の駐車場を紹介します。
<東洋カーマックス六義園>
六義園からは一番近い駐車場となっています。
◆台数:4台
◆料金:20分/200円・最大料金12時間以内1800円
<NPC24H本駒込6丁目第3パーキング>
◆台数:4台
◆料金:30分/300円・最大料金:24時間1300円
東京都心であることから駐車場はありますが、どの駐車場も規模が小さいです。できるだけ公共交通機関を使った方がいいと思われますが、駐車場を予約できるシステムがありますのでそちらを利用してもよろしいかと思います。
混雑時に駐車場が見つからない時や、事前に駐車場の心配をしたくない時は駐車場予約システムakippaが便利です。
さいごに
以上「六義園の紅葉2021の見頃時期や予約を紹介!やライトアップや駐車場情報も」をお届けしました。
江戸の二大庭園の一つである六義園は、都心の真ん中であることを忘れさせてくれる情緒豊かな素晴らしい日本庭園です。
いつの季節に訪れても、その日本的な美しさに癒されますが、紅葉の時期は格別です。
都会の喧騒から離れて、心を落ち着かせる静かな風情のある六義園に足を運ばれてもいいですね。


