寒くなってきて、今年のあったかグッズは何を買おうかなと考えている方も多くなってきました。
あったかグッズといえば、手袋や帽子、靴下、カイロ、湯たんぽなど思い浮かびますが、今年はウォームリングに注目が集まっています。
ウォームリングは夏に流行ったアイスリングの暖かい版です。
アイスリングを夏に購入した人は使い方の想像がつくのではないでしょうか。
ここでは、ウォームリングの使い方とその効果、そして持続時間はどれくらいなのかや、電子レンジで温めることができるのかについて解説します。
ウォームリングの使い方
ウォームリングは、最先端PCM素材を使っています。
PCMとはNASAで研究されている、急激な温度変化による宇宙船の胴体亀裂を防止したり、激しい温度変化から宇宙飛行士を保護するために開発された素材です。
ウォームリングに使われているPCM素材は、48度を持続し適度な発熱温度で火傷の心配もなく、心地よく温かさが得られます。
48度といえば熱いお風呂よりも熱いですよね。
ですので、ウォームリングを首元に付けていると暖かさがしばらく続くのです。
首にかけるだけ
「金具を押すと硬化が始まるので暖かくなったら首にかける」
アイスリングを夏に使用した経験がある人はお分かりになると思うのですが、ウォームリングも使い方は簡単で首にかけるだけです。
ただ、使うときにウォームリングの端に付いている金具を押して衝撃を与える必要はあります(商品によります)。
再利用の際、お湯が必要
1時間半から2時間程度で暖かさがなくなるので、そうなったら再利用します。
再利用する場合は一番最初の状態に戻すため、お鍋でお湯を沸騰させウォームリングを中に入れて6分間煮沸します(または、80℃以上のお湯に浸す)。
すると、購入した時と同じように液体の状態に戻りますので、自然に冷却します。
煮沸仕立ては熱いですので、気を付けて火傷しないようにしてくださいね。
このように、煮沸することによって繰り返し使用できるのです。
ウォームリングを使う際は、電源や火気がなくても金具を押すだけで発熱しますので、冬場のいろんなシーンで活躍しそうです。
自宅ではもちろんスポーツ観戦や通勤通学時にも使えるとされています。
自宅でお鍋で煮沸すれば、再利用できてエコなのです。
ウォームリングの難点
しかしながら、夏に流行ったアイスリングはエアコンの効いた室内に置いておくだけ、外出先でもエアコンが効いている場所に置いたり、クーラーボックスの中に入れて再利用することができたので、ウォームリングがお湯がないと再利用できないのはちょっと面倒かなと感じました。
旅行の際でも、ホテルで80度以上のお湯に6分間以上を浸す事はなかなか難しいのではないかと感じました。
電源や電池が入らないのは手軽でエコなのですが、お湯を沸かすのが結構めんどくさいと思う方はいらっしゃると思います。
夏のアイスリングほどの手軽さがないのが難点と言えるでしょう。
ウォームリングの効果
では、ウォームリングを使用するとどのような効果があるのかを解説します。
首には太い血管が通っていますので、首元を温めることによって、その血管内の血液が温められ体をめぐります。
血流が良くなると首こりや肩こりが軽減すると言われていますし、また、体温が少し上昇するので体全体がポカポカと感じます。
ウォームリングの持続時間
ウォームリングの持続時間は、ショップの公式サイトなどによると1時間から2時間程度とされています。
外気温に大きく左右されるところがありますので、室内で使うのか室外で使うのかによっても時間は変わってきそうです。
1時間程度しか暖かくないのは、短すぎと感じる方もいらっしゃると思います。
ウォームリングの特徴上、一日中外で使いたい場合には不向きです。
暖かさがなくなった後すぐに再利用できるわけでもないので、例えば、冬のキャンプや釣り、半日以上のスポーツ観戦などには適していないのではないかと思います。
その場合には、やはり従来通り使い捨ての貼るカイロ等を体に貼る方が暖かさは持続するのではないかと考えます。
ウォームリングはレンジの使用は可能?
ウォームリングは煮沸か熱いお湯に浸すことで再利用が可能となります。
電子レンジで温めて再利用する事はできませんのでご注意ください。
ウォームリングの使い方と効果のまとめ
以上「ウォームリングの使い方と効果!持続時間は?レンジは使えるの?」をお届けしました。
夏に流行ったアイスリングのあったか版ウォームリングの使い方についてまとめましたが、使い方は簡単で全く難しくは無いのですが、再利用する場合が少し面倒だなと感じました。
私は自宅でちょっと寒いなぁ、と感じるときに使う位が一番便利に使えるのではないかと思います。
自宅にいれば乾燥対策でお湯を沸かすこともあるので、お湯で再利用することもそれほど手間ではないです。
しかし、外出先で使うとなると持続時間が短かったり、再利用が難しいので、広告にあるようなキャンプや寒い中でのスポーツ観戦には不向きだと考えます。