法起寺は奈良県斑鳩町という場所にあり、古代からの寺を見て楽しめるのだけでなく、自然豊かな風景と見頃時期には満開のコスモス畑を楽しめる場所です。
しかも駐車場は無料と奈良でコスモス見るなら必見のスポットなんです。
秋風に揺れる一面のコスモスとお寺のコラボレーションは実に日本の風景として美しいものですよ。
この記事では、2023年の法起寺のコスモスの見頃や開花状況について解説していますので、法起寺のコスモス畑にお出かけの予定の方は参考になさってくださいね。
法起寺のコスモス畑2023の見頃時期
法起寺のコスモス畑の見頃は例年10月中旬から11月初旬です。
実は、法起寺では秋のコスモスとは別に初夏コスモスを楽しむことができ、5月末ごろに満開とTwitterでツイートしている人がおり、秋のみならず初夏もコスモスが楽しめるんです。
一昨日、斑鳩町の法起寺に初夏咲きのコスモスを見に行きました😉秋の華やかさとはうって変わって、楚々とした風情で初夏の青空に映えていましたね〜☺️#ハピプラ pic.twitter.com/cv8whXANxq
— チャンさん (@chosan1114) May 25, 2023
法起寺のコスモスの始まりは法起寺のある斑鳩町の農家の方々が法起寺周辺の休耕田にコスモスのタネを撒いたことが始まりとされ、世界文化遺産である三重塔をバックにコスモスが咲き誇る様子が見られることから、見頃時期には毎年多くの観光客が訪れています。
法起寺のコスモス畑2023の開花状況
2023年の法起寺のコスモス畑の開花状況は、斑鳩町公式ホームページで見頃時期に1週間に1度くらいの更新で、開花状況を見ることができます。
実際に行った方が美しく咲いていたコスモス畑の様子をTwitterやインスタグラムに投稿しているので、そちらをチェックしてみてもよいでしょう。
令和二年の開花状況は以下の通りでした。
10/1 コスモスが2、3輪咲いているだけ
10/7 ポツポツ開花したコスモスが見られる
10/14 開花したコスモスが目立ち始める
10/20 地元の人からすれば五分咲きだそうだが、観光客からすると、十分見頃
10/27 満開の見頃。1週間でたくさんのコスモスが開花
11/4 満開継続だが、ピークは通り越したよう
11/11 満開だが、青葉が目立つ
11/18 2割ほど落花
この情報から考えると10月下旬から11月初旬に訪れれば満開のコスモスが見られる予想ですね。
ちなみに昨年のTwitterを見てみると、10/10や11/17に見頃とツイートしている人もいらっしゃるので、わりと長い期間コスモスが楽しめそうですね。
天候によって左右されるところですので、お出かけ前にはチェックしてみてくださいね。
法起寺のコスモス2023の種類
法起寺周辺では休耕田を利用してコスモスの栽培が行われています。
休耕田とはお休みしている田んぼということですので、コスモスの見頃時期以外に訪れても、ただただ田畑が広がるばかりです。
法起寺に行くなら、コスモスの時期がおすすめとなります。
その法起寺のコスモスはピンクや白の一般的なコスモスで「センセーション」と呼ばれている種類で、秋風にユラユラと揺れている可愛いお花ですよね。
コスモス畑に一面に咲き広がったコスモスは幻想的でファンタジーの雰囲気も。
満開の見頃時期に訪れることができれば、とーーっても素敵な写真が撮れますよ!
法起寺のコスモスは夕方がおすすめ!
法起寺のコスモスを見るなら昼間の元気なコスモスもいいですが、夕方のノスタルジックな風景も捨てがたい!
法起寺の三重塔方向をバックに写真を撮ろうとすると矢田山丘陵も同時に入れることができ、さらに夕日が沈む頃に撮影に行けば、山と三重塔のシルエットがなんともロマンチックなんです。
そこに夕日に照らされオレンジ色に輝くコスモスの花々。
これは、夕方に行くのがベストと言わざるを得ません。
法起寺の基本情報
◆名称:法起寺
◆住所:奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本1873
◆営業時間:8:30~17:00(2/22-11/3) 8:30~16:30(11/4-2/21)
◆定休日:無休
◆入場料:大人300円、小学生200円
法起寺のある奈良県生駒郡斑鳩町は、世界遺産の法隆寺や周辺が公園として整備されている藤ノ木古墳などがあり歴史と自然豊かな観光地です。
中でも法起寺は638年に創建され、聖徳太子が法華経を講説した岡本宮の跡地を聖徳太子の息子である山背大兄王が寺にしたとされ、七堂伽藍の大寺院で金堂と塔の位置が法隆寺と逆になった法起寺式と呼ばれる配置をとっていて、寺好きにとってはとても興味深いものです。
創建当時の建物としては706年完成の国宝である三重塔のみであり、現存する三重塔の中では日本最古とされており、悠久の歴史を感じることができます。
三重塔から奥に進むと別名観音堂と呼ばれる講堂があり、「寄棟錣葺き(よせむねしころぶき)」と呼ばれる中華風の屋根が特徴的。
また聖天堂には、本尊の歓喜天像をはじめ多数の仏像が収容されており、中に入ることはできませんが、前面ガラス張りとなっているため外から仏像を拝むことができます。
近年人気の御朱印巡りも楽しむことができ、法起寺では3種類の御朱印(本尊の御朱印「十一面観音」、大和北部八十八ヶ所霊場 第五十二場所の御朱印「十一面観音」、聖徳太子御遺跡霊場 第十七番札所「法華経講讃岡本宮」)をゲットでき料金は各300円です。
法起寺のコスモスへのアクセスや駐車場
電車で行く場合
JR「大和小泉駅」が最寄り駅になりますが、徒歩だと30分くらいかかりますので、バスで行くのが一般的です。
バス停は「法起寺前」で、81系統(法隆寺)・98系統(奈良)・98系統(斑鳩回遊)がありますので、奈良バスなびでご確認ください。
- 近鉄「郡山駅」から奈良交通バスで約15分
- JR/近鉄「王寺駅」から奈良交通バスで約16分
車で行く場合
法起寺には無料駐車場が30台あると書かれていますが、法起寺周辺には看板がなく、近くの空き地のようなスペースに停めて観光する人は法起寺を訪れています。
またネットの情報では法起寺のお隣の法輪寺の駐車場に停めることができるとあります。法輪寺から法起寺までは歩いて6分ほどです。
おはようございます😊
— 奈良仏師折上稔史(おりかみとしふみ) (@NaraBusshi) October 15, 2022
昨日は法起寺周辺のコスモスを見に行ってきました。
法輪寺の駐車場に停めて散策しました。
法起寺の駐車場は満車だったので車の方は法輪寺の方がいいかも知れませんね。
法起寺門前でいちじくを買いました。
ここのいちじく屋さん美味しいですよ😆#コスモス #法起寺 pic.twitter.com/V8TH9Q3b6u
法起寺コスモス2023のまとめ
以上「法起寺コスモス2023の見頃と開花状況!世界文化遺産とのコラボが美しすぎ!」をお届けしました。
世界文化遺産に指定されている三重塔とコスモスのコラボレーションは素敵ですね。見頃時期のコラボレーションの写真は見事なので、お出かけの際は是非写真に収めてくださいね。
秋の行楽は法起寺のある斑鳩散策をされてもいいですね。