東京都北区にある旧古河庭園は、素敵な洋館と美しく手入れされたバラ園、そして日本庭園を楽しむことが出来る公園として有名ですね。
特に洋館の裏手、洋館のテラスから望むことも出来る見事なバラ園は、まるで英国の美しい庭園に迷い込んだかのような錯覚を覚えるほどで、東京のど真ん中にいることを一瞬忘れてしまうほど美しいです。
ここでは、そんな2024年の旧古河庭園の春と秋の
- バラの見頃時期
- バラの開花状況
- 春のバラフェスティバルについて
- 近隣駐車場について
解説します。
また旧古河庭園では春夏秋冬、様々な植物を楽しむことが出来ますので、バラ以外の見どころについても紹介します。
実際に訪れた時の写真とともに紹介しますので、是非参考になさってくださいね。
旧古河庭園のバラ2024の基本情報
◆名称:旧古河庭園
◆住所:東京都北区西ヶ原一丁目
◆開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
◆休園日:年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
※臨時休園あり
◆入園料:一般150円・65歳以上70円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
※洋館の入館料は別途
◆アクセス:
・JR京浜東北線「上中里駅 」徒歩約7分
・東京メトロ 南北線「西ヶ原駅」徒歩約7分
・JR山手線「駒込駅」徒歩約12分
◆駐車場:なし
◆問い合わせ:03-3910-0394(旧古河庭園サービスセンター)
旧古河庭園は、もと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅で、次男が古河家の養子になったのち古河家の所有となり、戦後、国へ所有権が移りましたが、地元の要望などを取り入れ、東京都が国から無償で借り受けて一般公開された公園です。
大正初期の庭園をそのまま残していることも珍しく、また良好な状態で保存されている貴重な庭園でもあります。
春夏秋冬、様々な自然に溢れた庭園ですが、バラ園が特に美しく見頃時期には大変賑わい、多くの人がその美しいバラの写真を撮ろうと訪れていますよ。
旧古河庭園のバラは、洋館の裏手にあるシンメトリーの幾何学模様に刈込まれた美しいフランス整形式庭園西洋庭園を中心に石造りの階段などに植えられており、平成18年1月26日には、文化財保護法により国の名勝指定を受けています。
旧古河庭園のバラ2024の見頃
◆春バラ・・・5月上旬~6月下旬(二番花が6月下旬まで楽しめます)
◆秋バラ・・・10月中旬~11月上旬ごろ
その年の気温や天候によって多少左右されますので、満開のバラを楽しみたい方は、旧古河庭園の公式ホームページやTwitter、インスタグラムなどのSNSで確認してからお出かけくださいね。
見頃時期の休日は混雑します。
庭園内は通路が狭くすれ違うのがやっとという個所もありますので、混雑を避けたい方は開園直後か、平日に行かれるのがよいと思います。
秋バラの終わりごろの時期と旧古河庭園の紅葉は始まる時期が一致します。
秋バラと紅葉の両方を楽しみたい方は、11月上旬から中旬ごろにお出かけなさると良いですよ!
旧古河庭園のバラ2024の開花状況
旧古河庭園のバラの開花状況は、旧古河庭園の公式Twitterで確認することができます。また実際に行った方のTwitterやインスタグラムからも様子を見ることができますね。
秋の柔らかな日差しがまぶしいです。青空も味方して、見頃入りたての瑞々しいバラたちが生き生きとしています。
— 旧古河庭園 (@kyufurukawa) October 21, 2022
琴音、ヨハネ・パウロ二世、フレンチ・レース、紫雲#旧古河庭園 #バラ #ツイッターで楽しむ庭園 pic.twitter.com/4UbavgkLvJ
旧古河庭園のバラの入場料が無料?!
旧古河庭園は、みどりの日である5月4日は入園料が無料です。
通常は一般150円・65歳以上70円がかかりますので、少しでもお得に行かれたい方は、みどりの日を狙って行ってみてはいかがでしょうか。
但し、洋館への入場料は別途かかりますのでご注意くださいね。
旧古河庭園のバラ2024の「春のバラフェスティバル」
お待たせいたしました!今年も #旧古河庭園 最大のイベント、開催決定です!#春のバラフェスティバル
— 旧古河庭園 (@kyufurukawa) March 15, 2023
4月28日(金)~6月30日(金)#バラ と洋館が織りなす美しい景観をお楽しみあれ🌹皆様のお越しを心より心より心より!!お待ちしております。https://t.co/lBBE6tzguM#ツイッターで楽しむ庭園 pic.twitter.com/GeLDVi8IIH
2024年の旧古河庭園の「春のバラフェスティバル」は4月28日(金)~6月30日(金)まで開催されています。
期間中は春バラの音楽界が行われ、バラと洋館をバックに奏でられる生演奏が、優雅なひと時を感じさせてくれます。
また、バラグッズやアイスクリームなどの販売もありますよ。
旧古河庭園の洋館の入り口付近にテーブルと椅子が用意されていて、休憩をしたりアイスクリームを食べたりできます。
バラにちなんだスイーツが売られていました。他にもお土産にできそうなお菓子などもありましたよ。
また、バラの苗の販売もあって、バラに魅了されて自宅で育ててみたいと思った方は、ここで購入すると育て方を教えてくれます。
旧古河庭園のバラ2024は洋館との写真が素敵すぎ
旧古河庭園の洋館は大正6年に建てられたのもで、レンガ造りの建物です。
素朴で重厚な外観はスコットランドの建築や英国の別荘建築のようで、シンメトリーの西洋庭園と一緒に写真に収めれば、日本であることを忘れてしまいそうで、
私は、まるで映画のワンシーンのような感覚になりました。
大正12年9月1日に発生した関東大震災では、約2千人の避難者を収容し、医師を動員して負傷者の治療を行ったことで知られています。
東京大空襲による被害がなかったことで、大正時代の建設当時のまま残されています。
その洋館の裏手がバラ園となっていて、バラ園越しの洋館がとても素敵なんです!
バラと洋館の素敵な写真が撮りたい方は、バラの見頃時期に是非足を運んでみてくださいね。
バラの開花時期は混雑するという事で、三脚を使っての写真撮影やコスプレをしての撮影を禁止している場合があります。
どうしても撮影したい方は、旧古河庭園へ問い合わせをしてください。撮影不可の期間を教えてくれますよ。
旧古河庭園のその他の見どころ
旧古河庭園は、洋館とバラ園の他にも見どころがあります。
日本庭園・・・バラ園から奥の方へ下っていくと、日本庭園があります。池では鯉が優雅に泳ぎ、秋には木々が色づき紅葉を楽しめます。冬のマツの雪吊とこも巻・ソテツの霜除は風物詩となっています。
大滝・・・園内のもっとも勾配の急な所をさらに削って断崖とし、10メートルの落差の滝となっています。夏には滝からのマイナスイオンを身体に感じることができ、滝の水音に涼を感じることが出来ます。
枯滝・・・水を使わないで山水の景観を表現する「枯山水」の一つ。まさに人工の粋を尽くした自然の描写で、あたかもそこに滝があるかのように見える素晴らしい絶景です。
四季折々の植物・・・梅・桜・ツツジ・ハナショウブ・彼岸花・ツバキなど、春夏秋冬の植物を見ることができます。
旧古河庭園のバラ2024の駐車場
旧古河庭園には、駐車場がありません。
直ぐ近くにはコインパーキングがありますが、台数が多くなく、バラの見頃時期にはおそらく満車となっていることと予想されます。
私が訪れた時に使った駐車場を紹介します。
<平塚神社駐車場>
旧古河庭園の斜め前にある平塚神社には、参拝者の駐車場の他に時間貸しの駐車場があります。
管理事務所がありますので、空いている場所に車を停めたら管理事務所に車のキーを預け、出庫の時に管理事務所で料金を支払って、車のキーを返してもらうというシステムとなっています。
通常のコインパーキングとは違って車のキーを預けなければいけませんが、周辺のコインパーキングより安価でおすすめです。
その他にも旧古河庭園のすぐ隣にコインパーキングがあります(私が訪れた時は満車でした)。
<パークステーション西ヶ原第一>
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旧古河庭園のバラ2024の見頃のまとめ
以上「旧古河庭園のバラ2024の見頃は(春・秋)?駐車場はある?洋館との美しい景色が素敵」をお届けしました。
春のバラは可憐な色のもの、秋のバラはシックな雰囲気のバラが多く、1年に2度楽しめます。
旧古河庭園のバラは、洋館との景色が絶景で写真がとっても映えますよ!
まるで外国の庭園に迷い込んだかのような写真も撮れ、庭園を漂う甘い香りに心も癒される旧古河庭園のバラ園に、是非足を運んでみてくださいね。