兵庫県神戸市北区のある有馬温泉は、岐阜県の下呂温泉・群馬県の草津温泉と並ぶ日本三大名泉(名湯)の一つで、人気のある温泉地ですね。
温泉地の楽しみの一つは、温泉街の散策や食べ歩きではないでしょうか。
食べ歩きをしたり、お土産を買ったり、足湯を楽しんだり、歴史を学んだり、楽しみ方は色々ですが、所要時間はどのくらい?おすすめのお店は?など気になる所を押さえておけば、効率よく散策できます。
ここでは実際に訪れた私が、有馬温泉街のおすすめの散策コースや、所要時間などを解説、また計画を立てるのに欠かせない散策マップも紹介します。
有馬温泉街散策の所要時間と散策マップ
こちらは現地でいただいたマップです。私は泊まったホテルでいただきましたが、ねね橋の近くの有馬温泉観光総合案内所でも貰えますので日帰りで行かれる方も貰ってくださいね。
このマップでは、有馬温泉ロープウェイ駅や瑞宝時公園など、少し離れた場所までのウォーキングのおすすめコースが紹介されています。
ウォーキングまではしたくないけど、温泉街をブラっと観光だけしたい方は、以下の所要時間を参考にしてくださいね(あくまでも個人の考えです)。
有馬温泉駅→(30秒)→有馬川に架かる二つの橋と親水公園【15分散策】→→泉源巡り【40分散策】→→金の湯の足湯【10分】→→金の湯から坂を登る温泉街で食べ歩きとお土産【30分散策】→→食事【40分】→→金の湯で入浴【30分】→(5分)→有馬温泉駅
所要時間 約170分(2時間50分)
※食事処が混んでいる場合の待ち時間は含んでいません
有馬温泉街の基本情報
◆名称:有馬温泉
◆住所:兵庫県神戸市北区有馬町
◆泉質:湧出口では透明ですが、空気に触れ着色する含鉄塩化物泉(金泉)とそれ以外の透明な(銀泉)がある。
- 金泉・・・含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉
- 銀泉・・・炭酸ラジウム混合低温泉
◆外湯:「金の湯」「銀の湯」「太閤の湯」
◆名産品:炭酸せんべい・山椒など
有馬温泉街へのアクセス
<電車>
- 神戸電鉄有馬線「有馬温泉駅」
- 六甲有馬ロープウェイ「有馬温泉駅」
<自動車>
- 阪神高速7号北神戸線・有馬口より、県道51号宝塚唐櫃線経由約1.5㎞
- 阪神高速7号北神戸線・西宮山口南口より、県道98号有馬山口線経由約3㎞
- 中国道西宮北ICより、県道15号神戸三田線・県道51号宝塚唐櫃線経由約4㎞
<バス>
バス便多数あり【阪急高速バス・JR高速バスなど】
有馬温泉は兵庫県神戸市北区にあり、関西はもちろんのこと、近隣県や、新幹線を使えば東海・関東地方や中国地方からも比較的アクセスのよい立地です。
大阪駅からは、電車・バスで約1時間、神戸の中心地三ノ宮駅からは約30分。
新幹線「新神戸駅」、伊丹空港(大阪空港)からも約30分で行けますので、関西旅行の際に立ち寄ることが可能な温泉地です。
有馬温泉街散策のおすすめ観光コース
坂は多いですが、コンパクトにまとまっている温泉街ですので、散策に使える時間を考慮しつつ比較的短時間で散策できます。
立ち寄り湯で約30分間入浴、食事処で約1時間食事をしたとしても2時間半~3時間強ほどの所要時間です。
では、一つずつ紹介していきます。
有馬川に架かる二つの橋と親水公園
有馬温泉街を流れる有馬川には太閤橋とねね橋が架かっています。
豊臣秀吉に愛されて、幾度となく湯治に訪れたということもあり、このように名がつけられています。
<ねね橋とねね像>
<太閤橋近くの秀吉像>
有馬川は整備されていて有馬川親水公園となっており、季節によって変わる景色や催しもので観光客を楽しませてくれます。
下の広場階段でおりれば腰かける場所もあり、川のせせらぎを聞きながらのんびりとお散歩することができます。
特に桜の季節には「有馬さくら祭り」が開催され、桜と有馬芸妓の踊りが温泉街に華を添えます。
夏には「有馬涼風ビアガーデン」、秋には紅葉の元「豊臣秀吉公を偲ぶ大茶会」などが開催されるなど、有馬温泉の顔と言える場所です。
立ち寄り湯
有馬温泉には日帰りで利用できる公共の外湯として、『金の湯』『銀の湯』の 2箇所があります。
金の湯は、含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉である金泉、銀の湯は、炭酸ラジウム混合低温泉である銀泉となっています。
金の湯:
◆8:00~22:00(入館は21:30)
◆TEL:078-904-0680
◆料金:大人650円・小学生340円・乳幼児無料
銀の湯:
◆9:00~21:00(入館は20:30)
◆TEL:078-904-0256
◆料金:大人550円・小学生290円・乳幼児無料
※共にタオル・バスタオルは販売となります
有馬温泉のお土産を事前に買っておけば荷物も減るし、時間も有効に使えます↓↓
足湯
金の湯の横に隣接して、無料の「太閤の足湯」があります。
泉源
有馬温泉には7つの泉源が存在しており、その全てを歩いて見て回ることが可能です。
御所泉源・極楽泉源・炭酸泉源・妬泉源・天神泉源・有明泉源・太閤泉の7つです。
太閤泉は、金の湯の場所に湧いている泉源で、昭和41年に枯渇で一旦廃止されることとなりましたが、1995年の阪神淡路大震災後に再び湧出した泉源です。
また、天神泉源は天神泉源は有馬天神社の境内の中にあります。泉源は地下206mからくみ上げられ、98℃のお湯が湧いています。
今回、私が有馬温泉を訪れた際に宿泊した旅館の金泉は、ここから引いていると記載がありました。
食べ歩き
有馬温泉街には、温泉街らしく食べ歩きができるものがあります。
- アリマ・ジェラテリア・スタジオーネ(ジェラート)
- 湯之花堂本舗 太閤通り店(炭酸せんべい)
- 竹中肉店(コロッケ)
- まめ清(豆乳ソフトクリーム)
- 有馬市(さつま揚げ)
その他にも、温泉まんじゅうや有馬の山椒を練りこんだフランスパンなどもあり、食べ歩くだけで、お腹がいっぱいになりそうです。
有馬温泉で食べ歩き。うわなり珈琲のチーズケーキ、ヤッピーの唐揚げ、みたらし団子、まめ清の豆乳ソフトクリーム。柔らかモチモチでめっちゃ美味しかった団子屋の名前忘れた…orz 金の湯にある足湯の奥、階段の頂上付近にある団子専門店。チーズケーキは卵感強めのしっとり系、次はホール買いしたい pic.twitter.com/8sfzHJTleZ
— 朱音 (@Akane62888116) October 30, 2022
有馬温泉食べ歩き#炭酸せんべい#コロッケ
— KU (@KU37985914) October 24, 2022
かき揚げ pic.twitter.com/YULI2bZOJj
お土産店
お土産物屋さんはたくさんあるのですが、特にお気に入りの2店舗を紹介します。
<川上商店 山椒彩家>
日本料理の世界では、料理名に‟有馬”と付けば山椒を用いていることを指します。
ピリッとした山椒の辛さで料理の味を引き立てる時に、○○の有馬煮とか、△△の有馬焼のように表現するのです。
明治初期に、湯治場通いの人達の間で口コミで広がったと言われています。
粉山椒をはじめとして、様々な香辛料や山椒のお菓子などが購入できます。
<吉高屋>
有馬温泉で明治時代から続いているお土産物屋さんです。
有馬温泉駅の真ん前にあるので、すぐに目につきます。
カメ印の入浴剤やコスメグッズが有名で、私のお気に入りはハンドクリームです。有馬温泉水の他にも、ミネラルオイルやユズ果皮油が配合されていて、サラッとしていてべたつかず、ユズのいい香りが広がります。
私はこの店で、ハンドクリーム、炭酸泉ミスト、金泉銀泉の入浴剤を購入しました。
お値段も手ごろでお土産に最適です。
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食事処
食事処もたくさんありますが、今回訪れたお店を紹介します。
<蕎麦 土山人>
◆店名:蕎麦 土山人
◆住所:兵庫県神戸市北区有馬町1056
◆TEL:078-904-3036
◆営業時間:11:00~20:00(L.O)21:00閉店
※緊急事態宣言等により変更の場合があります。
◆定休日:水曜日
土山人公式サイトはこちら
石臼挽き手打ち蕎麦で大変人気のお蕎麦屋さんです。すだちそばが有名なようで、多くの方が注文されていました。
私が注文した天ぷらそばは、てんぷらは別盛でサクサクでした。
また、若い世代の方たちの出店も増えつつあり、古い趣のある建物と新しいスタイリッシュなお店が、新しい有馬温泉街を作っていっている感じがしました。
妬(うわなり)泉源の近くには、「有馬スプリングテラス」という新しい商業施設もあります。
神戸や大阪・京都からも交通の便がいいので、食事と食べ歩きと足湯で短時間での温泉気分が味わえて、デートにもピッタリですね。
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【有馬温泉】散策マップ!食べ歩きのまとめ
以上、「【有馬温泉】散策マップ!食べ歩きのおすすめや観光スポット巡りコースの所要時間は?」をお届けしました。
神戸や大阪・京都をはじめ、交通の便が良いことから多くの観光客が訪れる、日本三大名湯の有馬温泉は、古さと新しさが融合した幅広い年代の方が楽しめる温泉です。
温泉街の散策もポイントを押されば、比較的短時間で有馬温泉を堪能することが可能です。
有馬温泉旅行を検討されている方の参考になればと思います。
下の記事は有馬温泉で宿泊した旅館の体験談をまとめたものですので、是非合わせて読んでみてくださいね。