冬は空気が乾燥しますよね。そうすると静電気が起きやすくなって、生活のいろいろな場面で「バチッ」となってしまいます。
他の季節はそれほどでもないのに、冬だけは静電気に困っているという人も多いと思います。
その嫌~な静電気ですが、多い人・起こりやすい人がいます。
家族や友人、知り合いの中でも、やたらとバチバチなってる人を見かけたことはありませんか?
静電気は起こりやすい人と起こりにくい人がいるんですね。
その原因の一つが体の水分量なのだそうですよ。日本テレビ「バゲット」にて専門家の方が解説していらっしゃいましたので、
その静電気の多い人・起こしやすい人の特徴と対策についてまとめました。
静電気が多い人(起こりやすい人)の特徴は?
静電気は誰でも起きるのですが、多い人というか、起こりやすい人と起こりにくい人がいると思いませんか?
ご自分の周りにも、やたらと「バチバチ」やってる人がいるのではないでしょうか。
実際、静電気ですごく困っていて、静電気グッズをたくさん持ち歩いてる人がいるかと思えば、特に気にならず、たまにしか静電気は起こらないという友人もいます。
何か特徴はあるでしょうか。
「帯電体質」という言葉があるように、やたらと静電気を起こす人はいると言われています。
どんな人に静電気が多くて起きやすいのか説明していきます。
最大の特徴は「乾燥」と言われています。
そう、肌が乾燥している、髪が乾燥している、人間自体が乾燥していることが、静電気が多い人(起こりやすい人)の特徴なんです。
空気自体も乾燥する冬、人間自体も乾燥していたら、バチバチと静電気が起こりそうですよね(>_<)
人間に静電気が起きるのは何故?
空気が乾燥する冬が来ると悩まされることの一つである「静電気」。
玄関のドアノブや車のドア、マフラーを外す時やまとわりつくスカート、誰かに物を手渡すときにも「バチッ」となって慌てて手を引っ込めるという場面もありますよね。
私は、飼い犬の服を脱がせるときに「バチバチッ」となったり、家族に物を手渡したときに静電気が起きて、ビクッとなる事が時々あります。
この静電気、なぜ起こるのかというと、
物同士の摩擦や接触によって、それぞれの物が帯びている電気が移動することによって起こります。
どんな物でも同じ数のプラスとマイナスの電気を持っていて安定を保っています。
それが、擦って摩擦があると、片方の物からもう片方へマイナスの電気が移動しますので、マイナスの電気が少なくなり、プラスが多い状態になってしまいますよね(逆にマイナスを貰った方はマイナスが多い状態になっています)。⇒この状態が帯電です。
そのプラスが多い状態でモノを触ると、元々安定を保っていた電気のうち、マイナスが寄ってきて、触れた瞬間にプラスとマイナスの電気がくっつくんです。
よく写真なんかで、指の先から青い電気の筋が出ているのを見ますよね。あれが、まさに電気が片方からもう片方に移動している瞬間です。
普段の生活の中で、髪の毛が1本1本擦れていますし、洋服なども擦れています。寒くて手をこすったりしても、歩いたり座ったりしても床や地面、いすやソファーと擦れています。
人の身体は常に帯電していることになります。
ですので、物に触った時に、指先などから放電して静電気が起きるのです。
肌が乾燥している人は静電気が起きやすい
静電気の多い人(起こりやすい人)の特徴でも書きましたが、一般的に肌が乾燥している人は静電気が起こりやすい人と言われています。
肌だけでなく、身体が常に乾燥状態にあるのかもしれません。
そう、水分が足りていないのです!
冬は空気が乾燥しますので、何もしなくても皮膚から水分が出て行ってしまっているのです。なので、手や顔が乾燥しているなと感じることも多いですよね。
ご自分の足のスネが粉拭いてるってことないですか?
身体が乾燥していると静電気が起きやすくなりますので、やたらと静電気が起きりやすい人は、ご自分の摂取水分が足りているか見直してみるのがいいかもしれません。
「君、静電気が多いよね」と言われる人もいらっしゃるかもしれませんが、静電気を多く持っているというよりは、静電気を起こしやすい人という事なのです。
静電気は水分があると起きにくい
では、どのような人が静電気を起こしにくいのか、静電気を少なくする、起きにくくするにはどうしたらよいのでしょうか。
なぜ冬にだけ静電気は起こるのかというと、空気が乾燥しているからですよね。
空気中にも水があります。湿度という形で確認することが出来ますよね。
冬になると天気予報などで乾燥注意報が出たりします。他の季節には出ない注意報ですよね。
水は電気を通しますので、湿度の高い時に摩擦によって発生した電気は、空気中の水の中に自然に流れていってしまうのです。
空気が乾燥している冬は、空気中の水が少ないために、摩擦によって発生した電気が自然に流れてくれず体の中に溜まっていってしまうのです。
日本の気候の特徴なので変えることはできません(当たり前ですが)ので、ご自分を変えるしかなさそうです。
静電気は水があるところでは起きにくいのですから、静電気が多い人・起きやすい人は、水分が足りていない可能性が高いです。
静電気を起こしにくくする対策
では、自分を変えるとは、どうすればいいのでしょうか。
大きく分けて2つあります。
・自分の周りの空気を乾燥させないこと
・自分を乾燥させないこと
そう、とにかく保湿です!
ご自分の周りの水分量を増やすことと、ご自分の体内の水分を増やすことが大切になります。
では、テレビで紹介されていた対策と、日頃私がやっている具体的にできる対策を紹介します。
静電気が多い人は自分の周りの空気を乾燥させない
自宅や職場の湿度を保つこと、これに尽きます。
先ず、自宅でできることは
- 加湿器を使う
- やかんでお湯を沸かす
- 空気が乾燥しにくい暖房器具を使う
- 洗濯物を室内で干す
職場でできることは環境にも寄りますが、事務職でご自分の机がある方は、
- 卓上の加湿器を置く
- コップ1杯の水を机に置く
- 濡れタオルをかける(置く)
事務職以外の職場の方は、保湿スプレーを持っておいて、気づいたときに自分の周りにスプレーする方法が有効かもしれません。
静電気が多い人は肌を乾燥させない
自分の周りを乾燥させないことと同じように大切なことは、自分自身を乾燥させないことです!
これは本当に大切で、私も自身の保湿をしっかりしたら静電気が起こることが少なくなりました。
肌を乾燥させないためにできることは、たくさんありますが、
特に重要なのは、身体の中を乾燥させないことです!!
- 水やお茶を飲む
水を飲むことで体の中から保湿を促します。それが結局肌の乾燥も緩和してくれます。
水をしっかり飲んだ上で
- 化粧水や乳液などで顔の乾燥を防ぐ
- ハンドクリームで手の乾燥を防ぐ
- ボディクリームで身体の乾燥を防ぐ
- 発汗を促す
汗も水分ですので、ダラダラとかいてはだめですが、体を温めておくことは大切になります。
例えば、辛味成分「ジンゲロール」に発汗作用がある生姜を積極的に取り入れて、肌の水分量を多くしておくことによって静電気を放電してくれます。私は、生姜は、冬は冷えるので積極的に取るようにしています。冷え性対策でもあります。
以上は、私が日頃気を付けてやっていることです。
身体の水分以外で静電気が起きやすい人というのを、情報番組である日本テレビ「バゲット」で専門家の方が解説していました。
- 睡眠不足の人
睡眠中に人は汗をかくので、それで肌に潤いが保てるそうです。慢性的に睡眠不足の人は寝汗で肌を潤すことが出来ないという事です。
- 冷え性の人
血行不良によって発汗作用が弱くなり肌の乾燥につながるそうです。
- たばこやアルコールを多くとる人
ニコチンや大量のアルコールが肌の乾燥につながるそうです。
だそうですよ。
結局は水分なんですよね。
冬こそ水分補給が大切なのです。別に水道水でも構わないと思いますが、飲む水に拘りたい方は芸能人にも愛飲者が多いこちらの水を試してみてはいかがでしょうか↓↓
静電気を逃がす方法
静電気を起こしやすい人は水分補給が大切で、自分の周りの空気や自分自身を乾燥させないことが大切だということをお話ししてきましたが、それでも静電気は起きてしまうことが多くあるでしょう。
その場合に静電気を逃す方法をお伝えします。
静電気が起こりやすい場所、例えば玄関のドアノブや車のドアに触る前に、一旦コンクリートや土・木などに触れて、体の静電気を逃しておくことが有効です。
また、革製や綿素材の手袋をつけるのも有効です。
静電気は起こる範囲が狭いほど痛みを感じやすくなりますので、指先など点で静電気が伝わると痛みを感じます。
ですので、静電気が起きやすい場所を触るときは点ではなく面で触るように意識をすることも嫌な思いをすることを少なくする方法です。
その他には、静電気を逃すことができるグッズを使う方法があります。
静電気が多い人の特徴のまとめ
以上「静電気が多い人の特徴は?起こりやすい人は体の水分が足りない?対策を紹介します」をお届けしました。
冬になると悩まされる静電気。
今まで何となく、コレがいいんじゃないかと保湿について自己流で対策していましたが、朝の情報番組で取り上げられていて、自分がやっていたことは間違ってなかったと分かりました。
ご自分が静電気が起こりやすい人なのではないかと思っている方は、水分量と深く関係があるとのことですので、何か対策を探している方は試してみて下さいね。
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