東京都世田谷区の羽根木公園の一角の梅林は小高い丘になっていて、その日当たりの良い南斜面に、梅の見頃になると紅白の梅やピンクの梅などが咲き誇り、訪れる人を楽しませてくれます。
毎年梅の見頃時期に開催される「せたがや梅まつり」は、世田谷の春の風物詩となっています。
2024年度はせたがや梅まつりの開催が決定しています。
ここでは、2024年の羽根木公園の梅の見頃や開花状況、梅まつりについて解説します。
実際に3月上旬に訪れた時の様子を写真付きで紹介しています。
羽根木公園の梅まつり2024について
羽根木公園では、例年梅の見頃時期に合わせて「せたがや梅まつり」が開催されています。
2024年は開催されることがせたがや梅まつり公式サイトで発表されています。
舞台が組まれて期間中の土日に、地元住民の方々によるカラオケ・舞踊などの演目に加え、区内大学の落語研究会による落語の講演で梅まつり会場を盛り上げます。
また、世田谷区と相互協力協定の関係にある群馬県川場村の物産展で、新鮮な果物や野菜が販売されたり、
世田谷園芸商組合による植木・園芸市、地元商店街や自治会による模擬店やお菓子の販売があり、大勢の人でとても賑わいます。
特に梅関連の商品が人気があり、「梅大福」は毎日3,000~4,000個売れるそうです。
名物なのは「代田餅つき」といわれる餅つきで、6人~8人で円になって、1つの臼にいれられたもち米を餅つき歌に合わせて全員で一斉につくものです。大迫力のこの餅つきでできるお餅は、多くの地域住民に愛されて、みんな楽しみにしています。
近所に #羽根木公園 という #梅まつり で賑わう公園があります。毎年楽しみなのは、お餅!天保時代、歌いながら餅を6人でつくスタイルは世田谷区の代田独自のもの。失われかけていたこの文化を昭和31年に改めて三十代会の人たちが始め、継承されているそう。つきたてのお餅めちゃおいしい!#餅大好き pic.twitter.com/Kta6gSCySa
— Chieko Iida (@Chieco777) February 23, 2020
春の訪れを告げる「せたがや梅まつり」は、地元の方たちに愛されている梅まつりです。
せたがや梅まつり公式サイトに詳しく情報が記載されています。
<2024年せたがや梅まつり情報>
◆期間:2024年2月10日(土)~3月3日(日)
◆時間:午前10時~午後4時
◆催し物:箏演奏・抹茶サービス・甘酒サービス・餅つきなど
◆出店:梅ジャム・紫蘇大梅・紫蘇小梅干し・梅大福・梅まつり(和菓子)・梅羊羹・梅ニンニク・思いのまま(和菓子)・梅入り昆布茶・ねり梅・梅ごぼう
◆模擬店:まつり期間中の土日
◆川場村物産展:世田谷区と交流のある群馬県川場村の物産展(リンゴ・ヨーグルトなど)
羽根木公園の梅2024の見頃
羽根木公園には、紅梅270本と白梅380本の合計650本の梅の木が植えられており、都内屈指の梅の名所となっています。
行くなら、紅白の梅が咲きそろった時期が最高ですよね。冬のピンと張りつめた空気と青空、紅白の梅は本当に絵になりますし、映えた写真を撮ることも楽しみの一つとなります。
では、梅の花の見頃と開花状況について解説していきます。
羽根木公園の梅の見頃
羽根木公園の梅の見頃はいつなのかというと、
2月上旬~3月上旬です。
梅の花には早咲きのものもあり1月中旬から咲き始めるので、芽吹いてきた梅の花を見つけ、いち早く春を見つけたいのであれば1月中旬から楽しめます。
ただ、梅の花が咲きそろってくるのは2月に入ってからとなります。
満開になるのは2月下旬~3月上旬頃です。
上の写真は2022年3月4日筆者撮影の写真です。この日は晴れて暖かくレジャーシートを敷いてお花見している家族や少人数のグループが混雑はしていませんがいらっしゃいました。
梅の木の間の遊歩道は、ほんのり梅の香りが漂います。
羽根木公園の梅2024の開花状況
羽根木公園の梅の開花状況は、せたがや梅まつり公式サイトより確認することが出来ます。
毎日更新されているようですので参考にできますね。
また実際に行った方がTwitterやインスタグラムに投稿していることもありますので、最新の情報を知ることが可能です。
筆者は1月上旬と3月上旬に羽根木公園へ梅の鑑賞に行っており、写真を掲載していますので参考になさってくださいね。
↑2022年1月9日筆者撮影・・・早咲きの梅が数本咲き始めていました。
羽根木公園の梅2024の基本情報
◆名称:羽根木公園
◆住所:東京都世田谷区代田4丁目38ー52
◆TEL:03-3322-0415
◆アクセス:
・小田急線「梅ヶ丘駅」徒歩3分
・東急井の頭線「東松原駅」徒歩7分
◆駐車場:32台(30分/100円)
羽根木公園は、小田急線「梅が丘駅」から徒歩3分、あっという間に到着という駅前立地ですが、テニスコートや軟式野球場・広場・子供の遊具もあり、
また、春には桜や梅、秋には紅葉などの自然を楽しむことのできる公園です。
私が訪れた時も、梅の花が少しだけ咲き始めた1月中旬でしたが、小さなお子さんを連れたファミリーが多く訪れていた印象でした。
小高い丘になっていて起伏もあることから、運動を兼ねたお年寄りの方々も暖かい日差しの中、ゆっくりのんびりとお散歩を楽しんでいるのも見かけました。
スポーツ施設も充実し、多くの自然に触れることができるので、若い人から年配の方まで全世代の方に人気のある公園なのです。
羽根木公園の梅2024のアクセス
羽根木公園の梅が人気がある理由の一つにアクセスの良さがあります。
電車で行く場合は、2通りあり、
・小田急線「梅ヶ丘駅」徒歩3分
・東急井の頭線「東松原駅」徒歩7分
となっています。
実際に行った時は東急バスを利用しましたが、小田急線「梅が丘駅」が終点のバスでしたので、徒歩2分ほどで羽根木公園に到着しました。
公式ホームページなどには小田急線「梅ヶ丘駅」徒歩5分となっていますが、実際は徒歩3分ほどですし公園入口までは平坦です。
私が利用した東急バス「等13系統」は、
・東急大井町線「等々力駅」
・東急田園都市線「駒沢大学駅」
・東急世田谷線「世田谷駅」
を通りますので、これらの駅や路線を利用している方には、便利だと思います。
それぞれの所要時間は
・東急大井町線「等々力駅」から約35分
・東急田園都市線「駒沢大学駅」から約16分
・東急世田谷線「世田谷駅」から約9分
となっています。概ね日中は1時間に2本程度の運行となっています。
詳しくは東急バスナビで確認してみてくださいね。
他にも、
・小田急バス「梅ヶ丘駅北口」徒歩5分
・東急バス「代田四丁目」徒歩7分
となっています。
羽根木公園の梅2024の絶景は梅越しの富士山
羽根木公園の梅林は小高い丘になっていて、一番高い場所まで登ると西方向に富士山を望むことが出来ます。
満開時期の梅の花越しの富士山は、日本に住んでいれば誰でも感嘆の声がでてしまうほど美しい風景です。
富士山からは遠く離れた東京で、この絶景を観ることができるのはこの羽根木公園くらいかもしれません。
遠いので富士山は小さいですが、肉眼でハッキリと見えます。
筆者の撮影日が1月9日ですので、まだ梅の花は咲いていませんが、これが満開になると素敵な景色になりますね。
羽根木公園の梅まつり2023のまとめ
以上「羽根木公園の梅まつり2024の見頃や開花状況は?梅の花越しに見える富士山が良き!」をお届けしました。
アクセス抜群で関東屈指の梅の名所である羽根木公園の梅は、美味しいものがたくさん!ある、魅力いっぱいです。
「せたがや梅まつり」では様々な催し物が!可憐な梅の花と楽しいせたがや梅まつりを楽しみにお出かけください!
梅製品がたくさん販売されますので、梅好きには嬉しいですね。