年末の足跡が聞こえてくると、色々と準備などで考えたり決めたりしなくてはいけないことが増えてきますよね。
「お年賀」もその中の一つではないでしょうか。
そもそもお年賀って何なの?相場ってどのくらいなの?タオルじゃありきたりすぎて喜ばれないのでは?など、疑問や迷いを感じる方もいらっしゃることと思います。
ここでは、お年賀の相場はいくらなのか、タオル以外でどんなものが喜ばれるのか、他の人は何を選んでいるのかなどをまとめました。
お年賀とは
そもそもお年賀とは、何のためにするのかご存知でしょうか?
お年賀の本来の意味は、歳神様へのお供え物として神棚や仏壇にお供えするものでした。今は、少し簡略化され、新年のあいさつ回りの際に持参する手土産というような位置づけとなっています。
手土産と言っても、お年賀の場合は少しばかりの注意点やマナーがあります。
例えば、お年賀を渡すの期間(いつまでに渡せばいいのか)や、のし紙についてなど、通常の手土産とは少し違います。
そのあたりのポイントを押さえておけば、贈るもの(ギフト)は、相場から外れていなければ、生ものや賞味期限が極端に短いものでなければ、特に何がいけないという事はないです。
普段、手土産で持参するようなものを選んで大丈夫です。
お年賀の相場
では、お年賀の値段の相場がどのくらいなのでしょうか。
全体の相場としては2,000円~3,000円くらいとされており、5,000円を超えるような品物はお相手にも負担になるので避けます。
お年賀というのは、お返しする習慣がありませんので、いただいた方はいただきっぱなしという事です。
あまりにも高額なものを選ぶと、お相手が恐縮してしまうのです。
高額なものを贈るよりも、お相手のことを想って喜んでくれそうなものを選ぶ方が大切です。
特別なものでなくてもよいので、相手の健康を気遣ったり、好みに合わせたり、自分が使ったり食べたりしてよかったものを選ぶとよいでしょう。
お年賀はタオルが多い?
12月半ば頃になると、スーパーなどに「お年賀」とのし紙がまかれたタオルがワゴンで売られたりしているのを見かけたことはありませんか?
あのタオルを見て、「お年賀」用意しなきゃと思う人もいるでしょうが、あのタオルを買うのは、ちょっと・・・と思う人は多いはずです。
みんなが目にするものですので、「その辺のスーパーで買ったのかしら?」と思われるでしょうし、何より気持ちが全くこもっていませんよね。
貰って嬉しい!という人はいるのでしょうか。
「いくつあってもいいものよね」「ちょうど切らしてたのよ、助かるわ」、とおっしゃる人もいるでしょうし、実際に渡したら多くの方はそのように言うと思いますが、本音でしょうか?
私は、スーパーの山積みタオルを貰っても嬉しくないです。タオルなら自分の好きなブランドや色柄のものを使いたいです。雑巾になってしまうかもしれません(>_<)
タオルはタオルでも、心がこもったものは別です!
メチャクチャ柔らかい肌触り抜群のタオルや、素敵な柄のブランドのタオルなら、お相手のことを考えていますよね。そのひと手間って、かけたかどうか相手にはわかっちゃうものです。
確かにタオルは使用期限があるものではないですし、いくつあっても・・・というのは間違いではありません。
だからといって、スーパーのタオルでいいや!と思うのは、余りにも安易な考えだと思います。
タオルを贈るにしても、相手を想って選んだものであれば喜ばれますよ。
タオル以外のお年賀
タオルを選ぶ人が多そうだから違うものを選びたいという方に、いくつか相場の範囲で喜ばれるものを紹介します。
お年賀選びの参考になさってください。
お茶
お茶は、子供から高齢の方まで毎日飲むものですし、好き嫌いも少ないものです。
最近はカフェインを気にされている方も多くいらっしゃるので、カフェインが気になるのであれは、ほうじ茶などを選べば大丈夫ですよ。
賞味期限も長いですし、自分では高級なお茶を買うことは少ないと思いますので喜ばれること間違いなしです。
調味料
最近の傾向として、調味料にこだわる人が増えているので、調味料の専門店などが多くオープンしていますよね。
自分ではなかなか買わない珍しいものだけど、万人受けするものを選ぶのがポイントです。
あまりにも奇抜なものは、貰っても使い方に困るので注意が必要です。
お出汁
ショッピングモールやデパートなどで、最近よく目にする「お出汁」。贈答として大変喜ばれます。
日本人なら、何らかの形でほとんど毎日、味噌汁や煮物などのお料理にお出汁を使っているのではないでしょうか。
普段使いならスーパーのものを使っているでしょうから、専門店のお出汁は珍しく、それでいてとっても美味しいですので、必ず喜ばれると言っても言い過ぎではないと思います。
久世福商店のお出汁はメディアでも取り上げられていますね。久世福商店のオンラインショップはこちらから↓↓
入浴剤
風呂に入れる入浴剤も喜ばれます。子供って入浴剤を入れると、やたらとテンションが上がって喜ぶのでお子さんのいる家庭にもいいですし、
温泉に行った気分になれたりするので、ご高齢の方にも喜ばれます。
スーパーでは手に入らないものを選ぶのがポイントです。
キッチン用品
タオルと似ているけれど、ふきんを選ぶのもありですよ。
とっても可愛い絵柄のものもありますし、高価なものではないので、大げさにお渡ししたくない時に重宝します。
また、ふきんとスポンジをセットにして贈るというのも喜ばれます。
これらこそ、いくつあっても困らないものです。
コーヒー
手軽に飲めるドリップコーヒーのギフトは、コーヒーを飲まれる方なら喜ばれるのは確実です。
コーヒーを毎日飲んでいるような方でしたら、コーヒー豆のギフトでも良さそうですね。その時に注意したいのは、豆を挽いたものを選ぶことです。
お米
お米は、貰って絶対に食べないという人はいないですよね。
違う品種のお米が数種類入っている、お米の食べ比べが出来るものがあり、内祝いやお祝いなどで人気の商品の一つとなっています。
お宅に訪問した際の話題作りにもなります。
お菓子
やっぱり定番はお菓子ですよね。訪問先の方の好みがわかっていれば、迷うことなく購入できますね。
好みがわからない場合も、人気のあるお菓子を選べば失敗することはありません。デパートの中に入っているお菓子屋さんのものなら、間違いないでしょう。
こちらの「恵那川上屋」のお菓子は、岐阜県恵那市の恵那栗を使った栗きんとんが有名で、メディアでも紹介されたり、大手百貨店でも扱われているお菓子です。
国産栗を使用し、甘すぎず上品な味で特に年配の方を中心に大変人気のあるお菓子です。
私はお年賀に関わらず、手土産やお礼などでよく使いますが、どなたに贈っても好評でこのお菓子を指定されることもありますよ。
お年賀の相場はいくら?のまとめ
以上「お年賀の相場はいくら?タオル以外で喜ばれるギフトも紹介します」をお届けしました。
お年賀は、旧年中はお世話になりましたという感謝の気持ちと「今年もよろしくお願いします」という気持ちを込めてお渡しするものです。
一年の始まりですし、気持ちを込めて選びたいですね。
お年賀をいつまでに渡せばいいのかや、のし紙などのマナーについて、こちらの記事で詳しく解説していますので、是非合わせてお読みくださいね↓↓