少し暑さが和らいでくる頃になると、田んぼの脇やお寺の片隅などに、赤い特徴的な花である彼岸花（曼珠沙華）を見かけるようになります。
関東にも、彼岸花がまるで真っ赤な絨毯のように咲き誇る絶景スポットと言われる名所があり、見頃時期にはため息が出るような幻想的な景色が広がる名所も。
ここでは、関東の彼岸花（曼珠沙華）2023と題して名所7選を紹介。
見頃時期を逃さずに訪れることが出来れば、一面真っ赤に染まる景色を見ることができますよ。
関東の彼岸花（曼珠沙華）2023の名所7選
彼岸花は、道路や田んぼの脇や河原などによく咲いていて、ふとした時に目に入ることがありますが、
群生していて一面真っ赤に咲いている場所は、関東でもそこまで多くはありません。
ここでは、一面真っ赤に染まる彼岸花の群生地や、彼岸花まつりなどが行われているなどの彼岸花の名所を紹介します。
権現堂公園（埼玉県）
◆名称：権現堂公園（権現堂堤）
◆住所： 埼玉県幸手市大字内国府間887-3
◆時間：常時開放
◆入園料：無料
◆アクセス：
【電車の場合】東武日光線「幸手駅」から バス利用
※朝日バス「五霞町役場」行きに乗車し「権現堂」で下車（運賃180円）
【車の場合】「幸手IC」から約10分・「久喜IC」から約20分
◆駐車場：無料
◆問い合わせ：0480-44-0873
権現堂堤の斜面には、ボランティアの方々の手によって植えられた約500万本の真っ赤な彼岸花が咲きます。
毎年9月中旬～10月上旬にかけて、「曼珠沙華まつり」が開催され、峠の茶屋では、自家製パンや幸手市の物産品などが販売されます。
巾着田曼珠沙華公園（埼玉県）
◆名称：巾着田曼珠沙華公園
◆住所：埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
◆TEL:042-982-0268（巾着田管理事務所）
◆開園時間：8:00～17:00 駐車場は7:00～17:00
◆休園日：年末年始
◆入場料：大人:300円・中学生以下無料（彼岸花開花時期のみ）
◆アクセス：
＜電車の場合＞
西武池袋線「高麗（こま）駅」下車徒歩約15分
JR川越線・八高線「高麗川（こまがわ）駅」徒歩約40分
JR「高麗川駅」から国際興業バス、高麗駅経由飯能駅行に乗り「巾着田」下車徒歩約３分
＜車の場合＞
関越自動車道「鶴ヶ島」I.Cから14Km
圏央道「狭山日高」I.Cから8Km・「圏央鶴ヶ島」I.Cから11Km
◆駐車場：有料あり
埼玉県日高市の巾着田曼珠沙華公園は、約500万本の真っ赤な彼岸花の群生地として関東屈指の彼岸花絶景スポットとして有名です。
2017年にｍ天皇皇后両陛下が私的に訪れたことでも知られ、真っ赤な彼岸花が密集して咲く様子は圧巻です。
彼岸花は、花をつける期間が短く見頃時期が長くないため、見頃時期の週末は大変混雑しますので、神秘的な写真をゆっくり撮りたいという方は平日に訪れるのがよいでしょう。
祖光院の彼岸花(千葉県）
◆名称：祖光院
◆住所：千葉県松戸市金ケ作352
◆観賞時間：9時～17時
◆閉門日：なし
◆入場料：無料
◆アクセス：新京成線「常盤平駅」徒歩約7分
◆駐車場：約50台（第2駐車場）
千葉県の祖光院では、お庭の雑木林の中に約30万本の彼岸花の群生を見ることができます。
赤い彼岸花の中に、白い彼岸花も多く混ざって紅白のコントラストも美しいスポットです。
埼玉の彼岸花の名称と比べて「ミニ巾着田」と呼ばれていて、規模は大きくはないですが見応えがあると人気です。
小出川河川敷（神奈川県）
◆場所：神奈川県小出川河川敷
◆住所：神奈川県茅ケ崎市・藤沢市・寒川町
◆お問い合わせ：
茅ヶ崎市観光協会・・・0467‐84‐0377
藤沢市観光センター・・・0466‐22‐4141
寒川町観光協会・・・0467‐75‐9051
◆彼岸花まつりについて：2020年は9月21日（土）に開催※昨年の情報です
神奈川県の茅ケ崎市・藤沢市・寒川町の境を流れる小出川沿いは、約3㎞にわたり彼岸花（曼珠沙華）が咲き、長閑な田園風景の中で秋のお散歩を楽しむことができるスポットです。
「小出川彼岸花まつり」では、スタンプラリーなどの催しも開催されます。
日向薬師（神奈川県）
◆場所：日向薬師周辺の彼岸花の里
◆住所：神奈川県伊勢崎市日向地区
◆アクセス：小田急線「伊勢原駅」北口3番乗場「日向薬師行」バス 終点下車
◆入場料金：無料
◆駐車場：あり
実りの秋の訪れを今か今かと待つ、黄金の稲穂と共に、田んぼのあぜ道に咲く真っ赤な彼岸花が風に揺れるさまは、まさに日本の原風景。
日向薬師参道入口辺りから日向川の沿って洗水地区にかけての彼岸花の群生の中を散策します。
英勝寺（神奈川県）
◆名称：英勝寺
◆住所：神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-16-3
◆TEL:0467‐22‐3534
◆拝観時間：9:00〜16:00(木曜定休日)
◆入館料：大人300円、高校生200円、中学生以下100円
◆アクセス：JR鎌倉駅西口より徒歩約15分
神奈川県鎌倉市扇ガ谷にある鎌倉唯一の尼寺です。
彼岸花だけでなく四季折々の植物がキレイに整備され楽しめるお寺で、特に竹林が風情があり人気があります。
野川公園（東京都）
◆名称：都立野川公園内自然観察園
◆住所：東京都小金井市東町1
◆TEL: 0422-31-6457
◆開園時間：9：30～16：00
※野川公園は年中無休24時間開放されていますが、自然観察園は常時解放されていませんのでご注意ください。
◆定休日：月曜日（祝日の場合は翌火曜日）・年末年始（12月29日～1月3日）
◆入園料：無料
◆アクセス：西武多摩川線「新小金井」または「多磨」下車 徒歩15分
◆駐車場：有料あり
東京都小金井市にある野川公園内の自然観察園に、彼岸花の群生を見ることができます。
木々の間に密集して咲いている彼岸花の群生が、真っ赤な絨毯の様で目を奪われること間違いなしです。
こちらの全国の彼岸花の名所に関する記事は必見です！↓↓
関東の彼岸花2023の見頃
彼岸花の見頃は、毎年秋の9月のお彼岸の頃～10月上旬です。
彼岸花は、気温が下がり出すと花が咲く準備を始めるので、残暑が厳しくいつまでも真夏のような天気が続くと開花が遅れる傾向があります。
また、彼岸花は花の咲く時期が長くないので見頃時期は逃さないようにチェックしたいですね。
それぞれの記事には開花状況を調べる方法も書いています。
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関東の彼岸花（曼珠沙華）のまとめ
以上、「関東の彼岸花（曼珠沙華）2023の名所7選/見頃は？真っ赤な絨毯のような絶景はここ！」をお届けしました。
夏の暑さも少し落ち着き、お出かけしやすくなる季節です。
屋外での花の観賞は、密になりにくいレジャーの一つですね。感染対策をしつつ、秋の空気を感じにお出かけくださいね。
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